アウトドアアクティビティが盛んで有名な群馬県利根郡みなかみ町にある「群馬みなかみほうだいぎキャンプ場(旧名:水上宝台樹キャンプ場)」。
谷川岳や武尊山周辺のマウンテンリゾートとしても有名な場所にあります。
群馬みなかみほうだいぎキャンプ場は、標高約1,000m、収容人数1,200人という、群馬県最大級のビッグキャンプ場で「いつか行ってみたい」と思っていたキャンプ場でした。
そんなキャンプ場へ、2泊3日で行ってきました。
行って思ったのは「とても広くてきれいに管理されているキャンプ場だな」です。
また行きたいと思えるキャンプ場でした。
滞在中、雨や霰が降ったり、強風に煽られたりと、天候だけでもいろんな体験ができたキャンプでした。
そこでこの記事では、これから行こうか迷っている方、予約した後の事前確認をしたい方、たまたまこの記事にたどり着いてこちらのキャンプ場をはじめて知った方に向けて、以下のことを中心にお話ししていきます。
・基本情報
・施設やサイト
・雨天時のサイトの水はけ状況
・気温
・キャンプ場の周辺施設
これから「群馬みなかみほうだいぎキャンプ場」へ行く方のお役に立てる情報を、写真と共にご紹介していきます。
もくじ
- ほうだいぎキャンプ場の営業期間&基本情報
- ほうだいぎキャンプ場(旧名:水上宝台樹キャンプ場)はどこにある?アクセス方法は?
- チェックインとチェックアウトは何時?
- 予約キャンセルは、いつからキャンセル料が必要?
- ほうだいぎキャンプ場の施設はどんな感じ?
- ほうだいぎ(宝台樹)キャンプ場、サイトの種類と金額。
- サイトの広さはどんな感じ?地面は固い?
- ほうだいぎキャンプ場の気温と天気。服装は?
- ほうだいぎキャンプ場の行くべきおすすめの季節は?
- 雨、天気が悪い時の状況は?サイトのぬかるみは?
- ほうだいぎキャンプ場周辺のスーパーなど近隣施設
- ほうだいぎキャンプ場の体験コーナーとアクティビティ
- まとめ:ほうだいぎキャンプ場は、1度は行ってほしいキャンプ場!
ほうだいぎキャンプ場の営業期間&基本情報
関東周辺のキャンプ場と言うと、通年営業している場所が多いです。
ですが、ほうだいぎキャンプ場は通年営業ではなく、シーズン営業を行っています。
と言うのも、キャンプ場のある場所が雪深い地域のため、秋と冬は営業せずに閉鎖していると、スタッフさんが話してくれました。
予約はキャンプ場の雪解け状況を見て、受付数を制限しながら随時受付枠を増やしていく方法を取っているので、毎年同じ期間とは限りません。
営業開始日のアナウンスは、公式HPの「お知らせ・イベント」内で案内されていますので、下記リンクから確認してください。
群馬みなかみほうだいぎキャンプ場基本情報 | |
営業期間 | 5月上旬~10月下旬 |
予約開始時期 | 3月中旬ごろ |
住所 | 群馬県利根郡みなかみ町藤原915-1 |
TEL | 0278-75-2206 |
定休日 | 定休日あり(公式HPから予約サイト内で要確認) |
カード決済 | カード利用可 |
ほうだいぎキャンプ場(旧名:水上宝台樹キャンプ場)はどこにある?アクセス方法は?
ほうだいぎキャンプ場、新潟県に近い場所にあります。
ほうだいぎキャンプ場の地図 |
キャンプ場までのアクセス方法は、関越自動車道水上ICから約30~40分。
公式HPで約30分とありますが、僕は40分ぐらいかかった記憶があります。
ほとんどが上り坂の道路でしたが、所々できれいな景色を見ることができて楽しかったです。
最寄りICは水上になりますが、1つ手前の月夜野からも載せてあります。
月夜野ICを載せた理由は、食料品の買い出しに便利だからです。
詳しくは、後ほどお話しします。
公共交通機関でのアクセス
ほうだいぎ(宝台樹)キャンプ場までは、車で行かれる方が多いと思います。
ですが、僕が管理センターで受付をしたあとや売店へ買い物をしに行ったときなどに、送迎用の車で到着している方を見かけました。
この記事を読んでいただいている方で、公共交通機関を利用して行かれる方もいらっしゃるかもしれないので、アクセス方法を記載します。
チェックインとチェックアウトは何時?
チェックインは12時からで、他のキャンプ場よりも1〜2時間早いのがうれしいです。
テントなどの設営で時間が取られることが多いので、早い時間にチェックインできるのは、ありがたいなって思いました。
ただし、チェックアウトは10時。
他のキャンプ場よりも、1時間ぐらい早いなと思いました。
アーリーチェックインとレイトチェックアウトは?
アーリーチェックインとレイトチェックアウトは、使うか使わないかは別として、いつも設定があるかを確認しています。
残念ながら、ほうだいぎキャンプ場では、両方とも設定がないとのこと。
チェックアウトが早い分、使用したサイトに次のキャンパーさんの予約が入っていないなら、レイトチェックアウトだけでもあるとうれしいなと思いました。
予約キャンセルは、いつからキャンセル料が必要?
楽しみにしていたキャンプでも、急な予定や体調不良などでキャンセルしないといけない場合もあります。
できることならキャンセルはしたくないですが、そこは無理しても仕方がないですからね。
キャンセルするなら、わかった時点で連絡するのがキャンプ場にとってもありがたいです。
忘れることなく、連絡しましょう。
期日 | キャンセル料 |
予約日の8日前まで | 無料 |
予約日の7〜3日前まで | 30% |
予約日の2〜前日 | 50% |
予約日の当日 | 100% |
ほうだいぎキャンプ場の施設はどんな感じ?
ほうだいぎキャンプ場の施設やサイトは、とっても充実していて滞在しやすかったです。
サイトも含めて、それぞれの施設のお話しをしていきます。
管理センターしらかばハウス、受付と売店とレンタルギアの種類
キャンプ場へ到着したら、最初に行くのが管理センターしらかばハウス。
サイトを利用する前に、管理センターで受付を済まさないといけません。
受付時に、使用するサイトの場所やキャンプ場利用中の注意事項など、管理センターで説明していただけます。
受付以外にも、売店とレンタル用品の貸し出し、アクティビティの受付業務も管理センターで行われているので、何かと訪れることが多いところです。
布団セット、掛布団、敷き布団、貸テント(4人用)、貸タープ(スノーピーク社製)、毛布、寝袋、テーブル、LEDランタン、いす、たき火台、セパレートハンモック、インナーマット(スノーピーク社製)
バーベキューコンロ、カセットコンロ(ガス別)、鍋(大)、鍋(中)、鉄板、フライパン 、飯ごう、トング、ボウル、ざる、火ばさみ、まな板、包丁、しゃもじ、おたま、ボール、網、なた
レンタル品も充実していますが、僕は売店の品数の多さが印象に残りました。
歯ブラシ、タワシ、スポンジ、タオル、食器洗剤、蚊取り線香、紙おむつ、ゴミ袋、炭、薪、、らくらく着火炭、ガスボンベ、米(1合)、塩、醤油、サラダ油、焼き肉のタレ、カレー粉、紙皿、紙コップ、ラップ、氷
キャンプ用品、ちょっとした食料品、お菓子や外で遊べるものなどが数多く販売されていて良かったですね。
受付後、すぐにサイトへ移動してしまいましたが、売店の販売しているものを一通り見て、購入してからサイトへ向かうことをおすすめします。
僕が使用したサイトは、管理センターしらかばハウスから1番遠いエリアでした。
設営後、歩いてい薪を購入しに行きましたが、遠かったです。
行きは手ぶらだったのでよかったですが、帰りは薪を2束ぶら下げながら歩いたので、疲れちゃいました。
サイトの場所にもよりますが、もし設営後に売店へ行くなら、車を運転できる状態で行くのをおすすめします
トイレはきれい?
定期的に巡回して掃除をされていて、きれいに管理されていました。
大きなキャンプ場なので、トイレはいろんな場所にあって、使いやすかったと思っています。
使用するサイトエリアによって、メインで使うトイレは決まりますが、少し歩けば違うトイレを使うこともできました。
滞在中の3日間、何度も使いましたが、混んで並んでることは1度もなかったです。
それと、先ほどちょっとだけお話ししましたが、定期的に清掃されていたので、気持ちよく使用できました。
僕は一応混んでいる時のことを考えて、メインで使うトイレ以外の場所も確認しておきましたが、念の為に確認しておくことをおすすめします。
お風呂とシャワーはある?
ほうだいぎキャンプ場の周辺ですが、日帰り入浴施設があるにはありますが、車で20分ぐらい移動しないといけません。
なので、キャンプ場のお風呂に入るのが、1番いいかなと思います。
ほうだいぎキャンプ場のお風呂は、管理センターしらかばハウスの裏にある「ロッジほたか」にあります。
お風呂には、洗い場が3つ、シャンプーとボディソープも用意されていました。
大人が6〜8人入れる浴槽が1つ、脱衣所にドライヤーが1つ、これだけ大きなキャンプ場なので「少しこじんまりしているな」と思いました。
こじんまりしたお風呂だったので、混雑する時間帯に入ろうとすると、並んで待つことになります。
お風呂のオープン時間よりも少し後でしたが、早めの時間に入ったので混雑していなくてよかったです。
「お風呂は面倒だから」「待っている人が多いから」などの理由で、シャワーだけでいいと言う方もいると思います。
ほうだいぎキャンプ場には、お風呂の以外にもコインシャワーが用意されていました。
お風呂は利用時間はありますが、コインシャワーはいつでも使用できるので、設営後に汗をかいてシャワーを浴びるなんてのもいいですよね。
利用時間 | 料金 |
お風呂 | |
15~20時 | 大人:800円 子供:500円 |
コインシャワー | |
24時間 | 200円/3分 |
炊事場は広い?きれい?お湯は出る?
ほうだいぎキャンプ場には、大小合わせて6箇所に炊事場がありました。
食後の洗い物で、人が集中するだろうと思っていましたが、滞在中1度も混んで待つなんてこともありませんでした。
残念ながら、洗い物の時に便利なお湯は出ませんでした。
水とお湯だと、汚れの落ちかたが違うので、本当はお湯が出るとありがたいです。
炊事場はきれいにされていて、気持ちよく使えましたね。
キャンパーさん達が気をつけている部分もあると思いますが、1番の理由はキャンプ場のスタッフさんのおかげかなと思います。
トイレもそうでしたが、キャンプ場内の水回りは本当に丁寧に清掃されていると思いました。
定期巡回で清掃されていたので、1日に何回清掃されているのかはわかりませんが、清掃されているスタッフの方をよく見かけることがありました。
ほうだいぎキャンプ場のゴミ処理は?捨てれる?持ち帰り?
キャンプへ行った時、気になるのがゴミの処理問題。
ゴミの処分方法は、キャンプ場によって本当にそれぞれです。
捨てる前に、必ず確認してから捨てましょう。
ほうだいぎキャンプ場では、指定のゴミ袋(1枚100円)を購入すると、ゴミを回収してもらえます。
キャンプ場内に「ゴミの家」と言う場所があり、ビンや缶、ガスボンベ、段ボールなども回収してくれます。
当たり前のことですが、指定のゴミ袋を購入して、分別はしっかりと行ったうえで、捨ててくださいね。
ほうだいぎ(宝台樹)キャンプ場、サイトの種類と金額。
群馬県最大級のビッグキャンプ場のほうだいぎキャンプ場には、テントサイトの他に宿泊施設のバンガローやグランピング施設などがあります。
僕が利用したのは、オートキャンプサイト。
利用していないフリーサイトなどは見ただけになりますが、それぞれを紹介していきますね。
環境保全協力金として、ご宿泊1回のご利用につき、おとな300円、こども200円がプラス。
オートキャンプサイト
ほうだいぎキャンプ場には、A、B、G、S、Tと5つのオートキャンプサイトのエリアがあります。
全130区画中、電源ありサイトが25区画、電源なしサイトが105区画と、すごくサイト数が多いです。
通常期はA、B、Sエリアのみで、スポーツ広場として使用している場所が繁忙期になるとオートサイトG、Tとなります。
電源サイトはAとSエリア、Sは電源の他にも専用炊事場とデッキが付いているサイトです。
管理センターから1番遠い場所になりますが、売店やお風呂に行く時だけ少し不便に感じました。
でも、エリアの人しか出入りがないので「静かでいい場所だな」って思いました。
Sサイト、気になって少しだけ見に行ってみましたが、専用の炊事場が便利そうでした。
使った食器や鍋を持ち歩かないでいいってのが、便利そうでしたね。
オートキャンプサイト料金表 | ||||
エリア(区画)名 | 広さ | 人数 | 1泊の区画料金 | 備考 |
Aエリア | 約100㎡ | ~8名 | 8,000円~ | 電源あり |
Bエリア | 約100㎡ | ~8名 | 7,000円~ | |
Sエリア | 約100㎡ | ~8名 | 9,000円~ | 電源あり |
Gエリア | 約100㎡ | ~8名 | 7,000円~ | 繁忙期のみ |
Tエリア | 約100㎡ | ~8名 | 7,000円~ | 繁忙期のみ |
フリーテントサイト
区画分けされていないので、キャンプをはじめたばかりの方には少し敷居が高く感じてしまうのがフリーサイト。
ですが、ほうだいぎキャンプ場のフリーサイトは広さもあって、そんな方達でも利用しやすいかなと思いました。
白樺や唐松の木々に囲まれているので、木陰にテントを設営することができます。
夏のキャンプは日差しとの闘いみたいなところがあります(笑)
ほうだいぎキャンプ場は標高が約1,000m、そこに木陰があると夏場でも涼しい中でキャンプを楽しめるなと思いました。
フリーテントサイは、車両の乗り込みが禁止されています。
車は専用の駐車場に止めなければいけません。
テントなどのキャンプギアは、手で運ぶか無料のリヤカーを使用して運ぶことになります。
キャンプギアの運搬の関係で、駐車場に近い場所は人気があり、少し混み合っている印象がありました。
ですが、少し奥に行くと比較的すいていて、周りとの距離感もあっていい感じでしたね。
管理センターや、お風呂のあるロッジほたか、ゴミ捨て場も近く、利便性も良さそうに感じました。
テント1張り、大人1人ですと、1,710円/泊
大人2人、子供2人、テントとタープ1張りずつで、3,820円/泊
とにかくコスパがいいので、フリーサイトもいいなと思えました。
また、ほうだいぎキャンプ場では、日帰りデイキャンプも受け付けていて、デイキャンで利用できるのがフリーサイトになっています。
フリーテントサイト料金表 | |
宿泊 | |
種類 | 1泊の区画料金 |
大人 | 410円 |
子供 | 200円 |
テント・タープ持ち込み | 各1,300円/1張り |
デイキャンプ(9:00~17:00) | |
大人 | 500円 |
子供 | 300円 |
テント・タープ持ち込み | 各1,300円/1張り |
グランピング
以前パターゴルフのあった場所に、グランピング施設がオープンしています。
ほうだいぎキャンプ場のグランピングに使われているのは、Sibleyのベル型テント。
テント内には、ダブルベッド2台、ソファベッド1台、エアコン、カフェセット、サイドテーブル、施設内には専用のテーブル、チェア、グリル、シンク、冷蔵庫、調理台、ファイヤーピット、ハンギングチェアーがあり、贅沢キャンプを味わい楽しむことができます。
その他にも、ランタン類、カトラリー、食器類、キッチンツール、フライパン鍋セット、電気ケトル、食器洗剤、スポンジなど、快適にキャンプを楽しめる備品が揃っています。
グランピングは快適に、贅沢にキャンプを楽しめるのが最大のメリットです。
通常のオートキャンプや、バンガローキャンプと比較すると金額が高いですが、たまには豪華なキャンプなんてのもいいですよね。
グランピング料金表 | |
区分 | 1泊料金 |
基本料金 | 20,000円 |
大人 | 15,000円 |
子供 | 10,000円 |
バンガロー
ほうだいぎキャンプ場のバンガローは、全部で19棟。
広さの違う、3種類が用意されています。
テントがなかったり、暑い寒いなんてとき、気軽にキャンプを楽しめるのがバンガローのいいところ。
各棟に屋外テーブルが用意されているので、食事はバーベキューなどを楽しむことができます。
バンガローのテーブルの横に、火おこし用のU字構が用意されていました。
ただし、外テーブルには屋根がないので、雨が降ってると使用できません。
タープを持ち込むか、レンタルする必要があります。
それと、バンガロー内は、寝具など常設備がありません。
こちらも持ち込むか、レンタルする必要があります。
また、冷暖房設備もありません。
暑い日に使用する扇風機が用意されているのみです。
テントなどの設営撤収の時間が必要ないのが、バンガローの最大の魅力だと思います。
バンガローは夏休みや大型連休の時だけキャンプをしたい方、たまにはラクをしたいって方におすすめですね。
バンガロー料金表 | ||
種類(棟数) | 人数 | 1棟1泊の料金 |
6畳(全5棟) | ~4名 | 8,600円~ |
9畳(全13棟) | ~7名 | 10,700円~ |
10畳(全1棟) | ~8名 | 13,000円~ |
コテージ
白樺林の中にあるコテージは、別荘感覚で使えること間違いなしです。
ロフトを含めて、全3室。
キッチン、トイレ、シャワー、テーブルなど、常設備品が用意されています。
ただし、現在寝具類のレンタルは中止されていますので、利用する際は持ち込む必要があります。
外テーブルには簡易的な屋根(イベントテント)もあるので、多少の雨なら問題なく使用できると思います。
ただし、見た感じですと、テーブルに対して少しギリギリの屋根なので、天気の悪い日は部屋の中で食事をするのがいいですね。
バンガローと違い、コテージ内は部屋が分かれているので、グループでの利用、専用のトイレとシャワーがあるので小さなお子さんがいるファミリーにおすすめだと思います。
コテージ料金表 | ||
種類(棟数) | 人数 | 1棟1泊の料金 |
1棟1泊(全1棟) | ~6人 | 21,000円~ |
ロッジほたか
管理センター裏手にある坂を少し登ると見えるのが、ロッジほたか。
ほたか内にキャンプ場利用者も使えるお風呂があるため、1度は訪れる方が多いと思います。
1階には、受付、ほたか宿泊者の食堂、お風呂、トイレがあり、2階に宿泊用の部屋が12室あります。
和室の白樺が7部屋で1部屋4名定員、カラマツが5部屋で2段ベッド4台の8名定員。
合宿なので利用される方が多いようです。
ロッジほたか料金表 | |||
和室6畳4名まで(全7部屋)素泊まり | ベッド室8名まで(全5部屋)素泊まり | ||
大人 | 3,700円/1泊 | 大人 | 2,900円/1泊 |
子供 | 2,700円/1泊 | 子供 | 2,400円/1泊 |
サイトの広さはどんな感じ?地面は固い?
キャンプをするとき、気になるのがサイトの広さと地面の固さです。
まずはサイトの広さですが、ほうだいぎキャンプ場はどのサイトも約100㎡。
100㎡ってどれぐらいなんだろ?
どこのキャンプ場も基本、車両の駐車も含めての広さです。
もちろん、ほうだいぎキャンプ場も同じです。
サイト内場で所を取る大きなものって、車、テント、タープの3種類になりますよね。
僕は、スノーピークのエントリー2ルームテント、DODのタープを使用しています。
テントとタープ、これに車を置くと、かなりピッチリになるのが100㎡です。
普段タープは、DODのチーズタープMを使用しています。
でも、100㎡のサイトだと、無理矢理設営する感じです。
なので、タープは少し小さめのDODのヘキサタープを使うと、写真の様になんとかサイト内に納まる感じになります。
それと、サイトの地面ですが、固くもやわらかくもない、ちょうどいい感じでした。
ただし、風が強いなと思う時間帯がありました。
なので、ペグはある程度の長さが必要だと思います。
僕はいつも、スノーピークのソリッドステーク30と、村の鍛冶屋エリッゼステーク28を使っています。
風が強い日も、抜けたことのないペグです。
ほうだいぎキャンプ場の気温と天気。服装は?
僕が滞在したのは5月初め、ゴールデンウイーク中に2泊3日で利用しました。
まず驚いたのが管理センターで受付をしたあと、車を止めた後ろに雪が残っていたことです。
天気は、1日目は曇りのち雨、2日目は曇り時々雨、3日目は曇り時々晴れの予報でした。
晴れてる時間の日中は気温もちょうど良く「絶好のキャンプ日和」って感じでしたが、曇っている時と夕方に気温が急激に下がりました。
天気が悪くなったときの昼間は、日差しがないので寒く感じ、ダウンもしくは厚手の羽織るものが必須です。
標高が高いので、防寒対策として寝袋は冬用を用意していきました。
これが正解で、テント内の気温は下がってかなり寒かったです。
2日目の午前中、雨が降ってきたなーって思ったら、こんな感じに。
数十分でやみはしましたが、驚きの景色。
粒が小さかったので、雹ではなくて霰だと思いますが、まさかこんなに降るとは思いもしませんでした。
夜、雨雲レーダーを見ると雨。
と思いながら眠り、翌朝山を見ると、
キャンプ場に雪はなかったですが、数km先の山に雪が降ったみたいで、下の方に生える木々(写真内電柱から左に延びる電線の下)が白くなっていました。
そんな理由で、ほうだいぎキャンプ場では、5月でも冬装備が必須だと思いました。
ほうだいぎキャンプ場の気温と降水量
ほうだいぎキャンプ場の、1年間の気温などを表にしておきます。
キャンプ時の服装、持って行くキャンプギアの参考にしてください。
月 | 平均気温(℃) | 最高気温(℃) | 最低気温(℃) | 降水量(mm) |
1月 | -4.0 | -0.5 | -8.0 | 140.0 |
2月 | -4.0 | 0.0 | -8.0 | 125.0 |
3月 | -1.0 | 4.0 | -5.0 | 110.0 |
4月 | 6.0 | 11.5 | 0.5 | 100.0 |
5月 | 11.0 | 17.5 | 6.0 | 115.0 |
6月 | 15.0 | 21.0 | 11.0 | 150.0 |
7月 | 19.0 | 24.0 | 15.0 | 195.0 |
8月 | 20.0 | 25.5 | 16.0 | 180.0 |
9月 | 16.0 | 20.0 | 12.5 | 195.0 |
10月 | 10.0 | 14.5 | 5.5 | 115.0 |
11月 | 4.0 | 9.0 | -0.5 | 80.0 |
12月 | -1.0 | 3.0 | -5.0 | 120.0 |
ほうだいぎキャンプ場の行くべきおすすめの季節は?
ほうだいぎキャンプ場のスタッフさんに「おすすめの季節はいつですか?」と聞いたら、即答で「絶対に夏ですね!ぜひ、また来て確かめてください」って言われました。
それと5月に冬装備必須と話しましたが、前段の「ほうだいぎキャンプ場の気温と降水量」から考えると、僕も7~8月の夏休み期間が1番過ごしやすく、キャンプも思いっきり楽しめるかなと思います。
写真は2022年7月29日の、ほうだいぎキャンプ場の天気と気温の写真になります。
この日、僕が住む横浜では最高気温33.6度、最低気温25.7度でした。
夏休み期間中に行けば、僕が行った時みたいに、念のための冬装備を持って行く必要がないです。
特に、ほうだいぎキャンプ場は、少し早めの10時にチェックアウトが設定されています。
余計な荷物を持って行かなくていいので、サイトでの設営撤収にかかる時間も少なくて済みます。
撤収はラクなほうがいいです。
雨、天気が悪い時の状況は?サイトのぬかるみは?
雨が降ったりやんだりしていましたが、思っていた以上に水はけがよかったです。
サイト内にぬかるみや水たまりができることはありませんでした。
サイトから1歩出た通路には、水たまりやぬかるみが少しできている場所もありましたが、気になるほどのものではなかったです。
今回のキャンプで1番困ったのは、たまたま徒歩で管理センターの売店まで買い出しに行った時でした。
買い物をしてサイトへ戻ろうとしたら、凄い勢いで雨が降ってきたんですよね。
と思ったんですが、売り切れ。
結局、管理センター横にあるバーベキューガーデンで、30分ほど雨宿りをしてしまいました。
山の天気は変わりやすいので、傘は一応用意していくのがいいと思います。
あとは、スマホアプリで雨雲レーダーをこまめに確認しておくと、急な雨にも慌てなくていいですね。
ほうだいぎキャンプ場周辺のスーパーなど近隣施設
最寄りは水上インターになりますが、キャンプ中に食べる食料品を買えるのが、サンモールと言う地域密着型のスーパーしかありません。
大型スーパーに寄りたいって希望があるなら、迷うことなく月夜野インターで降りてベイシアに行くことをおすすめします。
ただし、東京方面からなら月夜野ICは、最寄りの水上ICの手前にあるからいいです。
でも、新潟方面からですと、最寄りICを越すので、考えどころかなと思います。
僕は次回ほうだいぎキャンプ場、もしくは水上IC周辺のキャンプ場を利用するときは、月夜野ICで降りて買い物をしていきます。
そのあとに、サンモールと道の駅みなかみに寄って行こうと思ってます。
ちなみにですが、今回のキャンプで食べた群馬県の郷土料理「おっきりこみ」
これはサンモールで購入、舞茸は道の駅みなかみで購入しました。
舞茸は味が濃くて、とってもおいしかったです。
・セブンイレブン群馬みなかみ町店(コンビニ)
・ファミリーマートみなかみ湯原店(コンビニ)
・ヤマザキYショップ阿部商店(コンビニ)
・サンモール水上店(食料品)
・コメリホームセンター(ホームセンター)
・道の駅みなかみ水紀行館(道の駅)
・ベイシア月夜野店
・カインズ月夜野店
ほうだいぎキャンプ場周辺施設一覧マップ |
ほうだいぎキャンプ場の体験コーナーとアクティビティ
冒頭でもお話ししましたが、ほうだいぎキャンプ場のあるみなかみ町は、アウトドアアクティビティが盛んなところです。
また、ほうだいぎキャンプ場で独自に行っている各種体験も豊富にあります。
・そば打ち体験料金お一人様1,300円所要時間約1時間
・手作りパン体験お一人様700円バター作りとセットで1,200円約1時間
・手作りバター体験お一人様700円パン作りとセットで1,200円約20分
・ハーバリウムお一人様1,500円別売LEDコースター500円約1時間
・手作りキャンドルお一人様1,100円約1時間
・七福神めぐり無料約30分
体験が中止になってることがありますので、必ず公式HPで確認してください。
なんて方には、キャンプ場宿泊セットでお得に体験できる「各種アクティビティ」がおすすめです。
ただし、各種アクティビティは、キャンプ場から移動して体験するものがほとんどなので、注意が必要です。
・ラフティング
・キャニオニング
・カヌー
・SUP
・マウンテンバイク
・四輪バギー
・その他あり
各種アクティビティは、キャンプ場宿泊セットでお得に体験できます。
予約を含め、一度電話連絡をして内容等を確認してください。
まとめ:ほうだいぎキャンプ場は、1度は行ってほしいキャンプ場!
今回、2泊3日のキャンプをして思ったのは「ほうだいぎキャンプ場はとても居心地のいいキャンプ場だった」と言うことです。
広さがあり、隣のサイトとも適度な距離が保てる、炊事場やトイレは定期的に清掃されていてきれいだったこと、何より管理されてるスタッフの方が親切でした。
各エリアを巡回されて、声をかけていただけるのも良かったです。
営業期間が春〜秋だけですが、まだ行ったことのない方は、ぜひ1度行っていただきたいです。
僕もまた夏に利用してみようと思ってます。
では、また。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
この記事が少しでも参考になったらうれしいです。