静岡県富士宮市にあるキャンプの聖地ふもとっぱら。
キャンパーなら1度は行ってみたいキャンプ場ですよね。
ふもとっぱらと言えば、なんと言っても、
ですよね。
ただ、「富士山ドーン!」が味わえなく、不運にも雨キャンプなんてことも。
雨ふもとっぱらキャンプを、何度も味わされてきました。
これはふもとっぱらへ2泊3日で行った際、3日間ずっと雨が降ったときの動画です。
そこでこの記事では、この日以外に何度も、ふもとっぱらで雨キャンプを経験してきた僕たちが、実際に感じたことなどをお話ししていきます。
・ふもとっぱらキャンプ場へ行く前は天気予報を必ず確認。
・雨ふもとっぱらキャンプはテントの設営場所が大事!
・設営時の注意点。
・おすすめのサイトはどこ?
・天気の悪いふもとっぱらの楽しみ方。
天気の悪いふもとっぱらへはじめて行く方や、雨の時にどこのサイトで設営するのがいいのか、そんな想いを持っている方の参考になればうれしいです。
もくじ
ふもとっぱらキャンプ場へ行く前は天気予報を必ず確認!
ふもとっぱらに限らずですが、キャンプには天気確認が必須ですよね。
砂地や砂利が敷いてあるキャンプサイトなら、多少の雨が降っても水はけがいいです。
でも、ふもとっぱらのサイトは水はけのいい場所と、とてつもなく水はけの悪い場所が混在しています。
雨が降っている中や降ったあとの設営なら、水はけの悪い場所がすぐわかるからいいですが、設営後に雨予報だとちょっとわからないですよね。
なので、ふもとっぱらへ行く前の天気予報の確認と、事前の情報収集は必須になります。
残念なことに僕たちは、ふもとっぱらへキャンプしに行って全時間帯で雨が降らなかったのは数えるほどしかありません。
次の項で、僕たちの経験をもとに、雨降りの設営場所についてお話ししますね。
雨のふもとっぱらで設営前に確認した3つのこと!
ふもとっぱらには区画サイトがなく、全面フリーサイト。
フリーサイトだから、自分でいい場所を選んで決めないといけません。
晴れ予報ならテントをどこに設営してもいいですが、雨だとしっかりと考えないといけません。
ここで、僕が雨のふもとっぱらでテントを設営する際に、重要視しているポイントをいくつかご紹介します。
設営場所の地面の確認。
ふもとっぱらの地面は、同じようで同じではありません。
・土の地面
・小石の多い土の地面
・砂利
広大なサイトのほとんどが、上記のどれかに当てはまっています。
ふもとっぱらのフリーサイトは、車を乗り入れてはいけない場所がないので、どこにテントを張ってもいいんですよね。
根っこをペグなどで傷つける可能性があるため、テントの設営と車の乗り入れが禁止されています。
その影響で草がはげてしまって、土がむき出しになっている場所があります。
土がむき出しの場所に重たい車が走ったり止まったりするので、轍に雨水がたまりやすく、雨が降ったあとは特にぬかるみやすくなっているので要注意です。
、周囲より草が少ない場所は、ぬかるみや水たまりができやすい場所なので注意してください。
そんな理由から、雨予報の日は特に土の場所を避けて設営しています。
では、どこに設営するのがいいかと言うと、小石が多めの場所がおすすめです。
少しペグの打ちにくいところもありますが、ぬかるんで足元がドロドロなんてこともないので、いい感じに雨キャンプを楽しめます。
特に、我が家みたいに子供がいるファミキャン勢にとって、ドロドロの場所はより避けたいですよね。
その点は、安心して楽しめるはずです。
ふもとっぱらのサイトは傾斜がある。
広大で開放感抜群のふもとっぱらですが、傾斜があるんですよね。
サイトによって、傾斜が富士山に向かってるもの、富士山を正面に見て左に向かってるものがあります。
ふもとっぱらにはA~Pまでのサイトがあります。
ただ、ゆるやかではありますが、傾斜は傾斜です。
雨予報の際は、やはり傾斜を避けて設営はしたいです。
なので、できる限りテント設営時に平らなところ、もしくは傾斜の少ない場所に設営する必要があります。
設営場所を目で見て、実際に立って傾斜を確認するしかありませんが、この確認方法がとても大切です。
「少し傾斜がきついかな?」と思ったら、自分の感覚を信じて設営しないことをおすすめします。
斜面の近くにテントを設営しない。
ふもとっぱらには傾斜の他にも、ちょっとした斜面のある場所があります。
とは言っても本当にちょっとしたものなので、崩れたりするようなものではありません。
例えば、写真の色を付けたようなところです。
この写真の場所は、Dサイトになります。
ふもとっぱらの公式サイト、もしくは現地で配られているマップのDサイトを見ると、少しだけ色の薄い場所がありますよね。
この場所は、Dサイト内で少しだけ高くなっています。
写真の右手が、ちょうどその高い位置です。
富士山に向かってゆるやかに傾斜があり、右側にも斜面があるので、避けたほうがいい場所の一つですね。
他にも正門付近と牛舎トイレ、屋根付き炊事場が高い位置にあるので、その周辺に設営するのは注意が必要となります。
雨降り時のテント設営場所は、トイレなどの施設距離にも注意したい。
今までは、雨天時のふもとっぱらの地面のお話をしてきました。
傾斜がなく平坦で、しかも土の地面ではない場所に設営できたとしても、各施設から遠いのはちょっと避けたいです。
雨が降っていれば、各施設まで傘をさしていく必要があります。
近ければいいですよ、でも遠いと少し面倒です。
特にトイレは近いのがいいですね。
大人だけならいいですが、我が家みたいなファミキャン勢にはちょっと厳しい時が多いんです。
雨の中、子供を連れて傘をさし、暗いからランタンを持ちながら距離のあるトイレまで歩く。
場所によっては、ぬかるんでいるところもあるので、そこも気をつけないといけません。
それ以外にも、テント設営後の売店への買い物、薪が足りなくなって夜に買い足しに行く、雨が降っていなければ「少し面倒だな」と思いながらも行くんですが、これが雨が降っていると本当に行くのが面倒になってしまう時があるんですよね。
雨の日のふもとっぱらでおすすめサイトはどこ?
出典:ふもとっぱら
広大な敷地にたくさんのサイトがあるふもとっぱらですが、僕が個人的に思う雨の日に設営したいおすすめサイトは、Aサイト、Bサイト、Dサイト、Mサイトの4サイトです。
なぜ、この4サイトをおすすめするかと言うと、過去に設営をして良かったと思ったからです。
4サイトをおすすめしましたが、サイトごとも広いふもとっぱら。
そのサイト内でもどこがいいのか、各サイトごとにお話していきますね。
Aサイトでおすすめの場所は?
出典:ふもとっぱら
この場所をおすすめする理由は、キング牛舎、トイレ、金山キッチンに近いのと、ぬかるみが少ないからです。
写真を見ていただくとわかりますが、すごい雨だったんですよね。
でも場所がよかったみたいで、テント内に雨水がたまることはありませんでした。
Aサイトは中央トイレのあるMサイトと違って、人気があまりないです。
人気がないところなので、土がむきだしの場所も少ないので、歩くのもラクでした。
Bサイトでおすすめの場所は?
出典:ふもとっぱら
雨の日にBサイトで設営するなら、中央トイレ寄りの車道側です。
ただし、水場には屋根がないので、食器などを洗う場合は中央トイレまで行く必要が出てきます。
中央トイレ寄りの車道には砂利がきれいに敷き詰められていて、しかも排水溝もしっかりとあるので、車が通っても泥水がテントにはねる心配もありません。
Dサイトでおすすめの場所は?
出典:ふもとっぱら
Dサイトは場所によっては、大きな水たまりやぬかるみがあります。
ですので、Dサイトでは必ずキング牛舎近く(MAPの印を付けたところ)がいいですね。
その中でも写真の場所なら浸水の心配はありません。
少し地面が固いのでしっかりとしたペグが必要になるのと、寝る時の位置をイメージして設営しないと、傾斜面で横になることになります。
その辺りをクリアできれば、浸水やぬかるみの心配がない場所なので、おすすめかなと思っています。
Mサイトでおすすめの場所は?
出典:ふもとっぱら
本当に人気があって、いつも混んでいます。
中央トイレ寄りに設営したいところですが、僕はあえてキング牛舎よりの車道側(写真内オレンジの丸枠)をおすすめします。
理由はキング牛舎に近く、トイレも近いからです。
食器などを
洗う際にも屋根付きの水場が近く、順番待ちするときもイスが多くあるので待ちやすいです。
キング牛舎横もおすすめ!
出典:ふもとっぱら
サイト名の記載がなく不明ですが、キング牛舎横(写真内オレンジの丸枠)に多少設営できるスペースがあります。
傾斜が多少ありますが、場所によっては比較的平らです。
水たまりもなく、キング牛舎やトイレ、屋根のある水場も近いのでとっても便利な場所です。
ただ、狭い場所なので、前後左右他の方のテントと近くなりがちなので、すいていればいい雨の日にうってつけの設営場所だと思います。
天気の悪いふもとっぱらの楽しみ方
まぁ、どこのキャンプ場に行っても、雨の日のキャンプの楽しみかたなんて一緒。
自分のテント内でキャンプを楽しむしかないんですよね。
普段作らないようなキャンプ飯を、時間をかけて作ったり、ゲームをしたりとか。
雨が降ると、富士山は見えないことがほとんど。
でも、ふもとっぱらでは雨が降っていても、雲の流れかた次第では富士山が見えることもあります。
とたまに見てみると、不思議な世界が広がってることもあります。
他のキャンプ場ではできない楽しみかたですね。
富士山以外にもふもとっぱらでは、いろんなイベントが定期的に開催されています。
例えばこちらの写真。
キング牛舎裏で開催されていた木工教室。
子供が対象のものが多かったですが、大人が参加しても楽しめるものもありました。
最後に、僕は雨のキャンプがそれほど嫌いではないです。
雨のキャンプでしかできないこともあったりします。
雨音を聴きながら本を読んだり、雨のキャンプ場の写真を撮ったり。
この写真は、雨が少し弱くなったときに撮ったものですが、ホラー映画のワンシーンみたいで気に入っています。
これは晴れていたら撮れなかった写真で、これだけモヤモヤしていると子供たちもよろこんでくれます。
傘をさしながら、ちょっとだけ子供たちと一緒に散歩もいいものですよ。
まとめ:雨の日のふもとっぱらは、設営場所がとっても大切!
雨の日のふもとっぱらキャンプで注意したいことやおすすめのサイトなどのお話をしました。
ふもとっぱらは人気のあるキャンプ場で、数か月前から予約するため、キャンプ当日の天気がわかりません。
運が悪く、雨の中キャンプをしないといけない時もあります。
場所をしっかりと考えてから設営し、雨の中でも遊べるものを用意して行けば、間違いなく楽しいキャンプになります。
では、また~。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
この記事が少しでも参考になったらうれしいです。