「どうせ行くなら晴れがいい」
どこに行くにしても、雨より晴れがいいですよね。
子供たちが「パンダを見に行きたい」と言ってきたので、上野動物園へ遊びに行く計画を立てていましたが、当日の天気は見事に雨でした。
雨の日の動物園って、正直なところあまりいいイメージってないですよね。
- 屋外だから、傘をささないといけない。
- 冬の雨は、より寒い。
- 動物が屋内にいて見づらい。
- お昼ご飯を食べる場所が限られる。
- 子供連れだと、より大変。
上記の理由で、雨の日の動物園は今まで避けていました。
でも、子供たちがどうしても行きたいというので、初めて雨の中、上野動物園に行ってきました。
結果として話すと、
「思っていたよりも楽しめた」
というのが、率直な感想です。
この記事では、上野動物園に雨が降る中遊びに行ってみて思った、下記のことについてお話していきます。
・雨が降っていても楽しめる?
・雨の日の上野動物園はすいている?
・動物を見ることができるの?
・レストランの混雑状況は?
・持って行くといいグッズって?
もくじ
雨が降っていても、子供は上野動物園を楽しめる?
ハッキリ言って、ムダな心配でしたね。
傘をさしていても、子供たちにとって動物園は「たのしい場所」。
雨が降っていたら「楽しめない」と、行く前に思っていたのは僕だけ。
子供たちも「雨じゃなかったら、もっと楽しかったかも」って言っていました。
もちろん、傘をさす必要もないので、晴れのほうが楽しいに決まっています。
ただ、だからと言ってつまらないわけではないです。
子供たちを見て思ったのは、雨が降っていても、楽しい場所は楽しい。
傘をさしていても、動物たちが見れる。
子供とって、それだけで楽しい場所には変わりがなかったんですよね。
だから、雨が降っていても、上野動物園は楽しめます!
雨の日の上野動物園はすいている!
どこでもそうですが、屋外のレジャー施設は、雨の日に混んでいることはありません。
東京ディズニーリゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパンでさえ、雨の日はすいています。
上野動物園も、他のレジャー施設と同じですいています。
開園10分後ぐらいに入園し、パンダ園舎前に行くと、すでに30分待ちでした。
ただし逆を言えば、来場者数の少ない雨の日に、パンダで列ができているということは、他の動物たちをゆっくり見ることができるということです。
実際に、人がたくさんいて見えないという動物はいませんでした。
なので、30分も傘をさしながら待つよりも、他の動物を先に見て楽しむのも、1つの方法だと思います。
正直なところ、30分も待つ必要なかったなと言うのが感想です。
待ち時間が短く済むのは、雨の日の特権かなって思います。
公式ホームページに、時間帯ごとのパンダ観覧の待ち時間が載っているので、参考にしてみて下さい。
雨が降っていても、動物はたくさん見れる?
雨の日に上野動物園へ行くことで、1番心配だったのが「動物が見れないのでは」でした。
でも、まったく必要のない心配事でしたね。
雨を嫌ってなのか、園舎近くに集合している動物、雨も気にせずエサを食べている動物など、それぞれの色んな行動を見ることができます。
健康上の理由で見ることができなかった動物がいましたが、雨が理由で見ることのできなかった動物はいませんでした。
「雨が降っているから、見れる動物が少ないかも」
なんて心配は必要ないので、雨でも楽しむことができます。
雨が降っているから、見れる動物の行動がある!
雨が降る中、上野動物園に行って、1番興味を惹かれた行動をしていたのが「ゴリラ・トラの住む森」にいたニシゴリラ。
何に興味を惹かれたかは、ちょっと次の写真を見ていただきたいです。
屋根のない場所に座っているニシゴリラ。
何か被っていますよね。
そうなんです。
雨が当たるのを防ぐために、頭から袋のようなものを被っているんです。
最初に僕たちが見たときは、雨の当たらない、来場者が見るためのガラス窓に寄りかかっていました。
座っていたすぐ近くにあった、麻の袋のようなものを手に取り、頭から被って写真の場所に移動したんです。
雨が降っていたからこそ見れた行動で、晴れていたら見れなかったと思います。
もう1度、違う写真を見せますね。
くぅ、メチャいい。
もう、これだけで行ったかいがありました。
雨の日は、屋内施設を効率よくまわる。
上野動物園は屋外施設だけでなく、屋内施設もいくつかあります。
上野動物園の屋内施設一覧 | |
東園 | |
バードハウス | 夜の森 |
西園 | |
小獣館 | 両生爬虫類館 |
子ども動物園ステップ館 |
紹介した中でも、僕と子供たちが特に気に入ったのが、「夜の森」と「両生爬虫類館」です。
僕がなぜ、屋内施設をおすすめするかと言うと、傘をささずにゆっくり見ることができるからです。
また、寒い日の雨は体を冷やしやすいですが、屋内施設はあたたかく、雨にあたることもありません。
大人だけならいいかもしれませんが、子供には雨のあたらない、あたたかい時間が必要だと思っています。
しかもです。
上野動物園の屋内施設は、あなどれません。
正直言うと、たいしたことないと思っていました。
動物園の主役って、ライオンやゾウ、キリンなど誰もが知っている有名な動物たちです。
だから、鳥や爬虫類なんて見ても楽しくないだろうなって思ってしまいました。
でも、見せかたによっては、違うものなんですね。
「夜の森」には、暗い屋内で飼育されている、夜行性の動物たちを見ることができます。
特に子供たちのテンションがあがったのがコウモリ。
暗い飼育部屋の中で、何十匹ものこうもりが飛んでいたり、かごに入ったエサを食べている姿が見れます。
また、両生爬虫類館には、ワニやヘビ、トカゲやカエルなど動物たちがいます。
ワニはとても大きく迫力満点、他にも大きなトカゲやカメもいて、とても楽しい施設でした。
雨に濡れることなく、しかも空調まで効いている。
雨が降っている日は、本当に屋内施設がありがたいですね。
雨の日の上野動物園は、お昼ご飯を食べる場所が限定的。
動物園に行って悩むのが、昼食。
お弁当を持って行くのか、それともコンビニなどで買って行くのか、はたまた園内のレストランで食べるか。
上野動物園には、昼食を楽しめる場所がいくつかあります。
エリア | 名称 | スタイル |
東園 | 東園休憩所 | 2020年2月以降オープン予定 |
バードソング | 屋外カフェスタイル | |
西園 | 西園休憩所 | 屋内レストランスタイル |
カフェカメレオン | 屋外カフェスタイル |
晴れているなら、どこを選んでもいいと思います。
今回、僕たちは園内で販売されている「竹皮パンダ弁当」を目当てに行きました。
販売しているのは、カフェスタイルのショップ。
屋内レストランではないので、「テラス席や野外卓を利用してください」とホームページに書いてありました。
屋根付きと書いてあったで、安心して行ったんです。
でも、想像していた状況と違い過ぎて困ってしまいました。
僕たちが最初に確認したのが、東園のバードソング近くのテラス席。
テラス席がテント型の屋根と壁に囲われていて、雨に濡れないようになっていました。
数組の家族連れが座って休憩していたので、雨で濡れていないと思っていましたが、そんなことなかったです。
座っている方たちは、自分たちで持ってきたタオルなどで拭いてから座っていたようでした。
その後、西園のカフェカメレオンに行ってみると、座れる席があったので、そこで無事にパンダ弁当を食べることができました。
もし全部の席が濡れていたら、西園休憩所で食事をするしかありません。
結果として、希望通りのパンダ弁当を食べることができましたが、雨のときの昼食場所はネックになるなと印象を持ちました。
雨の上野動物園に持って行くといい、便利グッズ。
雨の降る中、はじめて上野動物園へ子供を連れて行ってきました。
正直なところ、
と思ったものがいくつかありました。
あればもっと快適に楽しめたかなーと思ったグッズと、実際に上宇野動物園で使用したグッズたちを紹介します。
レインコート(ポンチョ)
傘はさしていましたが、外にいる時間が長くなるので、レインコート(ポンチョ)は必須だなと思いました。
特に、小さな子供用ですね。
他にも、小学校1年生ぐらいだと、傘をじょうずにさせないなんてこともありますよね。
なので、レインコート、もしくはポンチョを併用するのがおすすめです。
長靴
僕たちは、上野動物園まで車で行きました。
なので、長靴は現地についてからの判断で履かせようと思っていたので、車に積んで行きました。
当日の天気次第になりますが、強い雨だと靴の中まで濡れる可能性があります。
小さな子あるあるですが、濡れていることに気付くと、靴を履いてくれないなんてことも。
防水スプレー
我が家の小学3年生が、イヤがります。
そんな時は、防水スプレーがいい感じです。
長靴を嫌って、普通のスニーカーなどで行くしかない時など、防水スプレーが効果を発揮します。
防水性能の高いリュック
僕の使っているリュックの新モデル。
アウトドアブランドが好きで、いくつかリュックを持っていますが、雨の日はこのシリーズのものを1つ使っています。
防水性能がよく開口部が広いので、「パッ」と出せて「パッ」としまえるタイプが便利です。
普通のリュックでもいいですが、雨の日は防水性、撥水性の高いリュックがいいですね。
カメラの防水カバー
雨が降っていようが、子供たちを撮りたいんです。
カバーを付けていない方をたまに見かけますが、カメラは精密機器なので、雨の日にカバーは必須です。
僕が使用しているのも同じようなもですが、これで十分です。
大きめのタオルとビニール袋
雨が降る中に上野動物園へ行って、1番必要だと思ったのが少し大きめのタオルです。
イスやテーブルが拭いてあれば、本来は必要のないものです。
でも、先ほどもお話ししましたが、すご~く濡れていました。
なので、雨の上野動物園では、タオルは必須アイテムです。
拭いた後のタオルを入れる、ビニール袋も忘れずに持って行ってくださいね。
まとめ。雨でも上野動物園は楽しいけど、雨対策は必須!
雨の日に上野動物園に行ってみて思ったのは、思っていた以上に楽しめたことです。
混雑もなく、ほとんどの動物も見ることができました。
ただ、子供を連れて行くのであれば、子供を中心に雨対策は必須だなとも思いました。
雨対策をしっかりして行けば、より楽しめることは間違いないです。
では、また~。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
この記事が少しでも参考になったらうれしいです。