東京タワーは2018年12月に開業60周年を迎え、2018年3月に特別展望台が「トップデッキ」としてリニューアルオープン、そしてメインデッキが2019年9月にリニューアルオープンしました。
数年かけて行っていた全面改修工事がおわり、少しすいてきたころを見計らって、子供たちを連れて東京タワートップデッキツアーを体験してきました。
リニューアルオープンした東京タワーは以前と違って、想像以上にきれいで、また内装も近代的で上質な空間が演出されていることに、とても驚きました。
この記事では、地上250mの場所にあるトップデッキについて、下記のことを中心にお話ししていきます。
・トップデッキの料金やチケットの購入方法
・プラットホームでのおもてなし
・トップデッキから見る東京の絶景
もくじ
東京タワーのトップデッキってどこにあるの?
トップデッキは地上250mの位置にあり、地上1階のチケット売り場から3回エレベーターに乗らないと、たどり着けません。
1階チケット売り場、もしくはWebチケットで「トップデッキツアー」に申し込むと、250mの空中散歩を楽しむことができます。
トップデッキツアーは、東京タワーの過去、現在、未来をコンセプトとしていて、途中でいろんな体験ができるようになっているのが特徴なんです。
トップデッキツアーのチケット料金。
以前までは予約なしで登ることができましたが、リニューアル後はシステムの変更となっています。
・事前予約制
・時間指定制
ただし、予約枠に余裕がある場合は、当日チケット売り場で購入することができます。
種別 | 区分 | 料金 |
Web事前予約購入 (個人) |
大人 | 2,800円 |
高校生 | 2,600円 | |
子供(小・中学生) | 1,800円 | |
幼児(4歳以上) | 1,200円 | |
当日窓口購入 |
大人 | 3,000円 |
高校生 | 2,800円 | |
子供(小・中学生) | 2,000円 | |
幼児(4歳以上) | 1,400円 | |
備考 |
高校生区分は2020年4月1日より適用開始。 3月31日までは、大人と同額。 |
「ちょっと高いなー」って感じてしまうかもしれませんが、僕は金額に見合った体験ができたと思っています。
迷っている方は、トップデッキツアーを体験することを、おすすめします。
トップデッキツアーのチケットの割引は?
トップデッキツアーの割引というのは、あまりされていません。
されていても、期間限定でクーポンが配布されています。
なので、1番の割引はクレジットカードでのポイント付与だと思っています。
他に期間限定で割引クーポンが配布されていれば、1番コスパがいいのが月額無料のアソビューというサイトです。
しかもアソビューは、楽天カードとの相性が抜群。
相性がいい理由と、まだ楽天カードをお持ちでない方は、下記記事を1度読んで登録することをおすすめします。
トップデッキへの入場時間。
行けばいつでも入場できるわけではないのが、トップデッキツアー。
ツアーは9時00分から22時45分(最終ツアー22時00分~22時15分)で、15分間隔で設定されています。
15分間隔なので好きな時間を選びやすく、待ち時間が少なくすむのもうれしいところ。
トップデッキツアーの予約混雑状況は、団体客の予約がない限りそれほど混雑していないようです。
ただし、ゴールデンウィークや夏休みなど、大型連休になると混雑状況も変わってくると思います。
トップデッキへの行きかた。
1階チケットカウンターの横に、専用のラウンジがあります。
そこで、Web予約時に発行されたQRコードか、当日購入したチケットを見せると受付完了です。
受付が終わると、おしゃれな13言語対応の音声ガイドを渡されます。
この音声ガイド、トップデッキに行くと自動的に起動する優れものなんです。
ここから1回目のエレベーターに乗って、メインデッキへ向かいます。
メインデッキから専用エレベーターへ。
メインデッキへ着くと、トップデッキへ向かうためのエレベーターの案内が表示されています。
2回目のエレベーターは、トップデッキへ向かうためのプラットフォーム行き。
プラットフォームに行くエレベーターを乗る前、東京タワーと東京の過去を知ることができます。
- タワーギャラリー
- シークレットライブラリー
この2箇所で東京の過去、東京タワーがなぜ作られたのかを学ぶことができます。
東京タワーを作った人と60年前の東京を知ることができる!
プラットフォームへ向かうためのエレベーターは、シークレットギャラリーと呼ばれる部屋の中にあります。
その部屋に入るための順番待ちをする場所が、タワーギャラリーになります。
タワーギャラリーには、東京タワーの創設者「前田久吉」、東京タワー設計者で塔博士とも呼ばれた「内藤多仲」の紹介写真。
そしてプロジェクションマッピングでむかしの東京を見ることができます。
改めて、東京タワーのことを知れたのは、とてもよかったなと思えました。
秘密の部屋シークレットギャラリー。
ここでは、どこか懐かしくなる調度品などと一緒に、より詳細に東京タワーを建設するに至ったお話を聞くことができます。
実際に行って、体験してみてください。
プラットフォームへ行く前に覚えておいてほしいこと。
プラットフォーム行きのエレベーターに向かいながらでいいので、景色を見て覚えていてほしいです。
プラットフォームから見たときに、10mぐらいしか変わりがないのに、景色の違いを感じれるはずです。
また、トップデッキに行ったときには、よりその違いを強く感じることができるはずです。
ぜひ、150mの景色を目に焼き付けてから向かってみてください。
プラットフォームでのおもてなし。
プラットフォームに到着すると、出迎えてくれるのは「東京タワーの香り」。
ラルフ・ローレンやトム・フォードなど、世界的なブランドの香りを調香してきたエアアロマのマスター調香師「クリストフ・ランダミエル氏」が東京をイメージして調香した香りです。
日没前と日没後で、昼と夜の香りが違うそうなので、それを楽しむのもありだと思います。
また、エレベーターを降りたあと、フォトサービスがあります。
記念に撮影した写真は、1グループ1枚フォトカードのプレゼントがあります。
フォトカードは、東京タワーフットタウン3階フォトカウンターで受け取れますので、帰りに忘れずに受け取ってくださいね。
記念撮影のあとにトップデッキ行きのエレベーターを待っている間、ドリンクのサービスがあります。
オリジナルデザインのカップに入った、レモン風味のジュースとお茶の2種類から選ぶことができるんです。
・東京タワーオリジナルの香り
・フォトサービス
・オリジナルカップに入ったドリンク
さすが東京でもトップクラスの観光スポットだけあるなと思えるサービスでした。
プラットフォームへ向かうエレベーターへ乗る前に、「景色を目に焼き付けておいてください」とお話ししました。
10m違うだけでこんなにも景色が違うと思える場所です。
プラットフォームは、東京タワーのおもてなしを感じる場所、そしてトップガーデンから見る景色に、より期待に胸を膨らませてしまう場所でもあります。
トップデッキへ向かうエレベーターが最高に気持ちいい。
トップデッキへ向かうエレベーター、プラットフォームまで2回乗り継いできたものとまったく違いました。
エレベータ内でアテンダントがお話しされていましたが、地震の多い日本では囲いのないめずらしいタイプのものなんだそうです。
なので、12㎜のガラスの向こうは、東京タワーの鉄骨と空間が広がってるだけ。
薄いガラス板だけだからきれいに見えるんだね。
160mから250mの高さまで、一気に昇っていく浮遊感と楽しさを感じることができます。
東京タワー🗼250mのトップデッキへ向かうエレベーター🤗
ガラスだけで囲いのない珍しいエレベーターなんだって✨
徐々に上がっていく中、見える景色の高さが変わっていくのが本当に好き😆 pic.twitter.com/oGQsXy3fJ1
— 横浜メガネ@Enjoyブロガー (@yokohamamegane) January 9, 2020
以前ツイッターに投稿したエレベーターの動画なので、よければこちらもご覧になってください。
高さ250mトップデッキからの景色。
エレベーターの扉が開くと、そこには地上250mの絶景が広がっています。
トップデッキの内装は、東京の未来を映し出す場所として、風景が反射し合う不思議で近未来的な作りとなっています。
内装も素敵ですが、トップデッキの最大の魅力はなんといっても遮る物のない高さ250mからの絶景です。
東西南北、どこを見ても遠くまで見渡せるのはすばらしいの一言です。
遠くは富士山、近いところで言えば、ディズニーリゾート、お台場、うみほたる、スカイツリー、新宿副都心、六本木、数え上げたらきりがないほどの景色が楽しめます。
紹介した景色は、ほんの少しだけです。
実際にトップデッキで、たくさんの絶景を楽しんでいただきたいです。
トップデッキでの楽しみかた。
写真で絶景を見ていただいたので、ここではトップデッキでアイテムを使った楽しみかたを紹介します。
音声ガイドをフル活躍させよう!
1階トップデッキツアー受付で渡された「音声ガイド」がすごく便利でした。
13言語対応の「聞く」だけのものかと思っていたら、そうではなかったです。
なにが便利だったかと言うと、向けた方角にある有名な建物の名前を知ることができるのが本当にありがたかったです。
高い場所から景色を見ていると、
ってことありませんか?
ガラス窓の上や下に貼られている写真を見ながら建物名を当てるなんて経験がある方も多いはずです。
例えば、上の写真を見てもらうとわかりますが、画面にたくさんの建物などのスポット名が表示されています。
トップデッキツアーには、海外の方も多く参加されていて、ガイドマップと音声を聞きながら、指をさして景色を楽しんでいる方がおおかったです。
1グループ1台、無料で貸してくれる双眼鏡を借りよう!
トップデッキのエレベーターを降りると、目の前に無料貸出の双眼鏡があります。
肉眼でも絶景は楽しめますが、やっぱり双眼鏡を使ったほうが遠くのものも大きく見えて楽しめます。
双眼鏡ってなかなか使う機会がないので、子供がすごく楽しんでいました。
僕と子供たちでやったのは、先ほどお話ししたガイドマップを見せて、「この建物探して」と双眼鏡を使って探すゲームをしました。
音声ガイドと双眼鏡を合わせて使うと、とっても楽しめるのでおすすめです。
トップデッキでの滞在時間はどれくらい?
トップデッキツアーの公式ホームページには、所要時間30分以上と記載されていますが、1時間以上と記載しなおしたほうがいいと思います。
僕たちはプラットフォームとトップデッキに、合わせて1時間30分ほど滞在していました。
トップデッキは1時間ちょっと、満喫するならこれぐらいの時間は必要です。
なので、最終22時15分からのツアー参加だと、時間が足りなさすぎて満足できない可能性があります。
最低でも、終了1時間前の21時15分のツアーに参加したほうがいいと思いました。
トップデッキにはトイレがあるので安心。
先ほど、「1時間は最低でも時間が必要」とお話ししましたが、それだけ長くいるとトイレが心配になりますよね。
特に子供がいると、突然「トイレ」と言うときもあります。
ツアー参加前に、トイレに行っておくのがベストですが、どうしても我慢できないときもあります。
でも、トップデッキには、男性女性1つずつトイレがあるので安心。
トイレの内装は近未来的で、トップデッキの内装と合っているものになります。
ちょっと変な話ですが、地上250mのトイレなんて、あまり経験することがないと思います。
いい経験として利用してみるのもありかなと思います。
帰るときもエレベーターを待たせない心づかい。
トップデッキからの景色を楽しんだあと、当たり前ですがエレベーターに乗ってプラットフォームまで戻らないといけません。
プラットフォームでは、サービスのドリンクを飲みながら景色を見て待っていることができましたが、トップデッキでは並んで待たないといけないと思っていました。
アテンダントにエレベーターに乗りたいことを告げると、呼び出し端末を渡されました。
呼び出し端末があったおかげで、最後まで楽しむことができたのがうれしかったです。
ペッパーのおもてなしは子供にウケがよかった。
プラットフォームからメインデッキへ行くために乗るエレベーターに、アテンダントはいません。
エレベーターのボタンは自分たちで操作しないといけませんが、待っている最中にペッパーくんが楽しませてくれます。
ペッパーくんは子供たちに大人気で、エレベーターを待っている最中も退屈せずに楽しませてくれました。
まとめ。値段は高めだけど、ぜひ体験してほしいトップデッキツアー。
正直、値段は少し高めの設定に思えます。
でも、値段以上の体験ができるので、250mの空中散歩を楽しんでいただきたいです。
一緒に行った方と、素敵な時間を過ごせること間違いなしです。
では、また~。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
この記事が少しでも参考になったらうれしいです。